更新日:2024/8/1

京都市内で注目の売却エリア

京都市北区
世界遺産の上賀茂神社、金閣寺など多くの寺社仏閣や自然が残るエリア
京都市左京区
観光客も多く国際性の高いエリア交通の利便性もよい地域
京都市上京区
小学校・中学校が多く教育環境が整っているエリア

京都市内で注目の売却エリア

京都市でおすすめの不動産売却業者をランキング形式で紹介します!

不動産売却をするとき、どの不動産会社に売却依頼をするかによって、売却額や売却までの期間は変わってきます。不動産会社の数は非常に多く「大手」「地域密着」といった特徴によってもそれぞれ強みがあるため、どこを選べばいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

不動産を売却する際には、社会情勢や地域の土地価格などから適切なタイミングを見極めることが重要となります。「難しい」と思われるかもしれませんが、売却の知識と経験が豊富な不動産会社を選べば心強いですよね。

しかし、査定で重視するポイントや高く売却するための対応は不動産会社によって違うため、納得できる会社を選ばなくてはなりません。
そこで今回は、京都市の不動産に焦点を当てて、不動産売却の知識や流れについてご紹介します。

またWEBアンケートをもとに、京都市で不動産売却を検討している人におすすめの不動産会社をランキング形式でご紹介しているので、これから不動産売却を検討している方は参考としてみてください。

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【京都府】おすすめ不動産売却業者の一覧表まとめ

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会社名OPEN STYLE三井のリハウスライズ不動産販売福屋不動産販売AoshinHome
特徴・左京区出身の代表が自ら対応する
・より高く・早く売るためのノウハウや提案力がある
「宅地建物取引士」の資格取得者が担当してくれる建築業界出身のスタッフが多い7つの都道府県に90以上の店舗を持つ地域に密着して30年
サービス内容不動産売却など不動産売却・販売・賃貸など不動産売却・販売など不動産売却・販売・土地販売・注文住宅の建築など不動産売却・販売など
対応エリア京都市全域・左京区・北区など首都圏・関西・中部・札幌・東北・中国・九州など京都市全域など全国京都市北区・左京区・上京区など
リースバック記載なし記載なし
詳細リンク
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

【京都市】おすすめ不動産売却業者ランキング一覧!

京都洛北不動産売却ネットの画像1

おすすめポイント

  • Point

    京都洛北エリアを熟知した地元出身者が対応

  • Point

    売主様の利益を最優先に考えた売却姿勢

  • Point

    オンラインで無料瞬間査定が可能

おすすめポイント:京都洛北エリアの地元出身者が担当!不動産をより高く早く売るサービスを実現

京都洛北不動産売却ネット(OPEN STYLE)は、左京区出身の代表が自ら対応してくれるのが大きな特徴となっている不動産会社です。より高く・早く売るためのノウハウや確かな提案力があるので、安心して売却について任せることができます。

また、売却が完了した後は不動産に関する総合的な相談窓口として利用できるのもうれしい部分です。

京都洛北不動産売却ネットの強み

社員のクオリティが高く、地域にもしっかり密着している!

京都洛北不動産売却ネット(OPEN STYLE) の基本情報

メリット 不動産売買業務の第一線で10年以上のキャリアを持つスタッフが対応
サービス内容 不動産売却など
問い合わせ 電話・メールフォーム
対応エリア 京都市全域
会社概要 OPEN STYLE
〒606-0833 京都府京都市左京区下鴨前萩町6-4 樹樹ビル1F
事業内容 不動産売買仲介/不動産管理/建築工事/リフォーム工事
免許番号 京都府知事(1)第14075号
営業時間 9:30~19:30
定休日 水曜日
連絡先 075-722-0810
アクセス 地下鉄烏丸線「北山駅」①番出入口を東へ徒歩1分
MAP
\洛北エリア出身の熟知したスタッフが対応/
三井のリハウスの画像1

おすすめポイント

  • Point

    複数のスタッフがチームを組みお客様をサポート

  • Point

    売買仲介取扱件数が35年連続No.1

  • Point

    必ず「宅地建物取引士」の資格取得者が対応

おすすめポイント:売買仲介取扱件数は35年連続No.1!売主・買主にとっても安心の充実サポートあり

三井のリハウスは、一人ひとりの顧客に対してスタッフがチームを組んで対応するというあまりほかにはないサービスを展開している会社です。店舗を挙げてサポートしてくれるので、他社と比べてもかなり質の高い対応をしてもらえることが期待できます。

しかも、担当してくれるのは必ず「宅地建物取引士」の資格取得者となっているので、信頼度も十分です。

三井のリハウスの強み

チームを組んで対応してくれるので、サービスの質がとても高い!

三井のリハウス の基本情報

メリット 「チーム」を組んで、要望に対し細やかにサポート
サービス内容 不動産売却・販売・賃貸など
問い合わせ 電話・メールフォーム
対応エリア 京都市全域
会社概要 三井不動産リアルティ株式会社
【京都北センター】
京都府京都市左京区下鴨本町11-5 LANDSCAPE下鴨1F・2F
事業内容 個人に対する住宅、土地などの仲介・コンサルティングなど
免許番号 国土交通大臣(14)第777号
営業時間 10:00~18:00(京都北センター)
定休日 火曜日・水曜日
連絡先 0120-93-3431
アクセス 地下鉄烏丸線北大路駅 洛北高校前停歩3分
MAP
\無料査定実施中/
CENTURY21 ライズ不動産販売の画像1

おすすめポイント

  • Point

    税金・法律に詳しいスタッフが不動産問題を解決

  • Point

    他社が諦めた物件にも新たな付加価値を見出す

  • Point

    不動産売却にまつわる面倒事を全面サポート

おすすめポイント:京都の問題アリ物件もお任せあれ!高値での不動産売買&買取を実現

ライズ不動産販売は、京都市北区に存在する不動産会社です。センチュリー21の正式加盟店で、不動産の専門的な知識に加えて、税金や法律などについても熟知しているので、あらゆる面から不動産売却をサポートしてくれます。

そして、建築業界出身のスタッフが多いのもライズ不動産販売ならではのポイントです。このことにより、問題があるように思える不動産でも売却することができるようになっています。

ライズ不動産販売の強み

建築業界出身のスタッフがたくさん在籍しており、不動産の長所を見つけるのが得意!

CENTURY21 ライズ不動産販売 の基本情報

メリット 問題を抱えている不動産でも売却可能
サービス内容 不動産売却・販売など
問い合わせ 電話・メールフォーム・LINE
対応エリア 京都市全域
会社概要 株式会社ライズ不動産販売
〒603-8165 京都府京都市北区紫野西御所田町13番地1
事業内容 不動産売買・仲介・不動産買取保証付仲介・不動産買取など
免許番号 京都府知事(2)第13441号
営業時間 9:00~19:00
定休日 水曜日
連絡先 0120-919-176
アクセス 地下鉄烏丸線 「北大路駅」2番出口から徒歩10分
MAP
\売却物件募集中/
福屋不動産販売の画像1

おすすめポイント

  • Point

    空き地・空き家の巡回サービスを実施

  • Point

    過去5年間の仲介件数は4万件以上

  • Point

    オンラインでの売買相談も可能

おすすめポイント:全国7都府県にある店舗から得られる情報により満足のいく不動産売買が可能

福屋不動産販売は、合計7つの都府県に90店舗以上を展開しているという、なかなか規模の大きい不動産会社です。各店舗の情報を集積・共有することで生まれる、独自の優れたネットワークを持っています。

さらに、過去5年間だけで不動産仲介実績が4万件に上るなど、実績についても申し分ないのも注目すべき点です。

福屋不動産販売の強み

独自のネットワークがあるので、情報力を重視する人におすすめ!

福屋不動産販売 の基本情報

メリット 過去5年間の仲介実績4万件以上
サービス内容 不動産売却・販売・土地販売・注文住宅の建築など
問い合わせ 電話・メールフォーム
対応エリア 京都市全域
会社概要 株式会社福屋不動産販売 京都北店
京都府京都市北区紫野西御所田町37-2
事業内容 不動産の売買・仲介および、それに付帯または関連する業務
免許番号 国土交通大臣(4) 第006880号
営業時間 10:00~19:00(京都北店)
定休日 火曜日・水曜日・GW・夏季休暇・年末年始
連絡先 0120-50-2982
アクセス 京都市営地下鉄北大路駅市バス 北大路堀川(京都北店)
MAP
\無料売却査定実施中/
AoshinHome(株式会社青伸ホーム)の画像1

おすすめポイント

  • Point

    京都の不動産業に携わって30年の歴史と実績

  • Point

    査定金額は売主のこだわり部分も考慮

  • Point

    売り手だけではなく買い手にも丁寧なサポート

おすすめポイント:京都の不動産業に携わって30年!売主の想いを反映できる不動産売買が可能

AoshinHomeには、京都の不動産業に携わって30年以上という長い歴史があります。地域のことについて精通しているので、地域密着型の不動産会社を探している人にはぴったりな会社だといえるでしょう。

また、オープンハウス・インターネット・ポスティング広告・新聞折り込み広告といった、さまざまな媒体を活用して販売活動を実施しているのも大きな強みです。

AoshinHomeの強み

しっかりと販売活動をしてくれるので、なるべく早く売りたい人にぴったり!

AoshinHome(株式会社青伸ホーム) の基本情報

メリット 売主の心を考慮した査定額の算出
サービス内容 不動産売却・販売など
問い合わせ 電話・メールフォーム・Eメール
対応エリア 京都市左京区・上京区・北区
会社概要 株式会社青伸ホーム
〒606-0863 京都府京都市左京区下鴨東本町11番地
事業内容 不動産の売買・仲介など
免許番号 京都府知事(3)第12933号
営業時間 10:00~21:00
定休日 水曜日
連絡先 075-708-2007
アクセス 地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」徒歩14分
MAP
\新規会員募集中/

京都府でおすすめの不動産売却業者のアクセス一覧

【その他】京都市の不動産売却業者一覧

京都不動産買取センター

京都不動産買取センター事業用不動産を主とし、各不動産に関する部門専門のスタッフが在籍しています。収益マンション・ビル、事業用土地・建物、戸建、マンション、分譲地、賃貸、資産運用、相続、競売などの不動産に関することなら、どんなことでも気軽にできます。また、中国人スタッフも在籍していて、中国人向け不動産を紹介しているのも特徴です。

基本情報
対応エリア 京都府内
事業内容 土地、中古住宅の買取、販売、仲介など
会社概要 京都府京都市北区紫野上野町108-2(本店)
免許番号 国土交通大臣(6)第5455号
営業時間 9:00~18:01
定休日・連絡先 火曜日・水曜日
0120-122-046
アクセス 地下鉄 烏丸線 北大路駅より徒歩15分
有限会社初田屋

有限会社初田屋は、「地域密着」、「誠実な対応」、「経験豊富なスタッフが在籍」の3つが特徴の不動産業者です。また、どんな問題が発生してもあきらめずに取り組むことで取引を成立させてきた実績があります。利用者にとっては一生に一度あるかないかの不動産売買取引だからこそ、あたり前のことをあたり前に、誠実にサービスを提供するよう努力しています。

基本情報
対応エリア 京都市内
事業内容 不動産買取・不動産売買仲介・新築分譲・リフォーム
会社概要 京都府京都市北区上賀茂蝉ケ垣内町46−1シーズン・トダ1F
免許番号 京都府知事 (4) 第12087号
営業時間 9:00~18:00
定休日・連絡先 不定休
075-706-6780
アクセス 下鉄 烏丸線 北山駅より徒歩12分
株式会社リンク

株式会社リンクは、『京都市の価値を次世代に”つなぐ”』を合言葉に様々なかたちで問題の解決に向けて取り組んでいます。店舗では感染予防対策も実施しているので安心して利用できます。住まいのことに関しては何でも相談の受け付けをしているので気軽に相談しましょう。

基本情報
対応エリア 京都市内
事業内容 不動産買取・不動産売買仲介など
会社概要 京都府京都市下京区北不動堂町477番地大島ビル1F
免許番号 京都府知事(1)第14367号
営業時間 9:00~20:00
定休日・連絡先 第1・第3火曜日・毎週水曜日
0120-213-301
アクセス JR「京都駅」C6出口から徒歩5分
センチュリー21ライフ住宅販売

センチュリー21ライフ住宅販売は、不動産取引実績が2,000件以上あり京都市NO.1を獲得した実績があります。不動産売却相談会セミナーが毎週土曜日に開催されているので気軽に参加してみましょう。また、スタッフは「だだ不動産物件の取り引きを行うだけではなく、お客様の人生をサポートしていく」という考えのもと活動しています。

基本情報
対応エリア 京都府内
事業内容 不動産売買・管理業
会社概要 京都府京都市下京区五坊大宮町96-6
免許番号 京都府知事(5)第11093号
営業時間 9:00~19:00
定休日・連絡先 水曜日
0120-121-021
アクセス 阪急京都線「大宮駅」から徒歩5分
有限会社アイトス

有限会社アイトスは、「お客様へ最高、最良のサービスをご提供する」、「お客様の財産造りのパートナーとして一生お付き合いをする」という考えのもと活動しています。そのためスタッフは、財産造りのエキスパートとして、利用者の様々なニーズに的確に対応すること、常に最良のサービスを提供するために日々、努力を続けています。

基本情報
対応エリア 京都市内
事業内容 不動産売買・土地活用・管理業務など
会社概要 京都府京都市上京区千本通下立売下る小山町875-1
免許番号 京都府知事免許(5)第11166号
営業時間 記載なし
定休日・連絡先 記載なし
0120-8484-47
アクセス 地下鉄東西線「二条」駅より徒歩約10分
株式会社KAY不動産コンサルティング

株式会社KAY不動産コンサルティングは、実績のある不動産実務のプロとして、利用者に最適なサービスを提供しています。30年以上のキャリアと専門的な知識を持つ不動産コンサルティングマスターは、個人の利用者から大手企業まで、不動産売却や利活用などあらゆる相談に対応可能です。不動産に関する困りごとは気軽に相談しましょう。

基本情報
対応エリア 京都市内
事業内容 不動産売買・相続相談・コンサルティングなど
会社概要 京都府京都市下京区猪熊通綾小路下る瀬戸屋町303
免許番号 京都府知事(1)第14166号
営業時間 9:00~18:00
定休日・連絡先 記載なし
アクセス 京福嵐山本線「四条大宮駅」から徒歩10分
株式会社エリッツ不動産販売

株式会社エリッツ不動産販売は、「質の高い情報とサービスにより、夢のある住空間とゆとりある生活の実現に貢献する。」を経営理念として活動している不動産業者です。そして「京都エリア特化」、「専門スタッフが対応」、「個別紹介ご提案」の3つの特徴があります。まずは気軽に相談してみましょう。

基本情報
対応エリア 京都府内
事業内容 不動産売買・相続相談・コンサルティングなど
会社概要 京都府京都市下京区四条通新町東入月鉾町59 エリッツ四条烏丸ビル3F
免許番号 京都府知事免許(2)第13237号
営業時間 10:00~19:00
定休日・連絡先 水曜日
0120-95-2411
アクセス 地下鉄烏丸線「四条駅」2番出口から徒歩3分
大野不動産株式会社

大野不動産株式会社は地元業者ならではの豊富な取引実勢を基に、利用者の不動産をより高く査定・買取しています。また、不動産個々の特徴、売主の気持ちを価格に反映しているのが特徴です。相続・借金などで早急に不動産を売却したい方や、仲介販売で売れるまでの間待てない方は、問い合わせてみましょう。

基本情報
対応エリア 京都市右京区
事業内容 不動産売買、仲介、買取、新築分譲など
会社概要 京都府京都市右京区西院矢掛町21番地シュール西院101
免許番号 京都府知事免許(2)第13221号
営業時間 10:00~18:00
定休日・連絡先 水曜日
アクセス 阪急京都線「西院駅」から徒歩10分
株式会社レ・コネクション東寺店

株式会社レ・コネクション東寺店は、京都市の南区や伏見区を中心に一戸建て、土地、マンションの情報を取り扱っています。 不動産の購入だけでなく売却にも力を入れています。京都の不動産情報に詳しいプロフェッショナル集団が親身に相談に乗ってくれるので、家を売りたい方も気軽に相談できます。

基本情報
対応エリア 京都市南区・伏見区
事業内容 不動産売買、仲介、建築・リフォームなど
会社概要 京都府京都市南区東寺東門前町41
免許番号 京都府知事 (2) 第13702号
営業時間 9:00~18:00
定休日・連絡先 水曜日・木曜日
0120-693-950
アクセス 近鉄京都線「東寺駅」から徒歩7分
株式会社サント・ハウジング

株式会社サント・ハウジングは世界最大の不動産ネットワークセンチュリー21の加盟店で、創業以来、地域に根ざした営業活動を行っていて、地元不動産会社ならではの物件情報を有しています。また、スタッフは、利用者の売りたいという気持ちををしっかりとサポートしていくよう心がけています。

基本情報
対応エリア 京都市北区
事業内容 不動産売買、仲介、建築・リフォームなど
会社概要 京都府京都市北区紫竹下芝本町23-5
免許番号 京都府知事(5)第10767号
営業時間 9:00~20:00
定休日・連絡先 年末年始・夏季休暇
0120-788-201
アクセス 地下鉄烏丸線「北大路駅」か徒歩15分

不動産売却業者選びのポイントは? WEBアンケートで調査!


まずここからは、事前に行った不動産売却業者選びに関するWEBアンケートの結果を用いて、簡単に解説していこうと思います。

「持ち家や土地、マンションなど不動産売却を行う際、不動産会社を選ぶときに重視するポイントはなんですか?」という質問をしたところ、結果は上記のグラフのようになりました。多数の回答をいただいた項目から順に、1つずつチェックしていきましょう。

まず1番回答が多かったのは「実績」で、41%でした。不動産売却の専門性が高く高額な取引となる性質上、やはり信頼感へと繋がる“実績”と答える方が多いのには納得です。

不動産売却業者はそれぞれ戸建て・マンション・土地など得意分野が違うため、特に自分が売りたい不動産と同じジャンルの販売実績を確認すると良いでしょう。

2番目に回答が多かったのは「スタッフ対応」で、20%でした。実際に対応してくれる担当スタッフが信頼できるかどうかも、非常に大切なポイントですよね。

不動産売却を行う上で親身になって話を聞いてくれるか、質問に対して分かりやすく答えてくれるかといった点をしっかり見極めるようにすると良いでしょう。また「宅建士」などの資格を持っているスタッフなら、知識的な面でも頼りになると思います。

同じく2番目に回答が多かったのは「地域密着型」で、20%でした。やはりその土地に根付いた業者と言うのは、より詳細な地域情報に精通しているという明確な強みがあります。

また、全国展開の大手不動産会社と比較して“建物の内情に詳しい”契約後のアフターサービスが受けやすい”といったメリットがあるのも魅力ですね。

4番目に回答が多かったのは「提案力」で、12%でした。確かに専門性の高い業者であれば、売却のノウハウや知識を有しているため、スムーズな売却へ導く提案が期待できるでしょう。

最後に少数派ではありますが「売却スピード」という回答も、6%ありました。なるべく早期に不動産を売却するには、例えば複数の不動産会社に査定を依頼し、販売力が高い業者を選ぶことも1つの手になりますね。

ここまでアンケート結果をもとに話してきましたが、まずは何よりも「不動産売却」について理解を深めることが大切ですね。次の見出しからは不動産売却に関するさまざまな知識を紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください!

京都府の不動産事情


京都府の不動産事情
不動産会社を選ぶ前に、まずは京都の不動産事情について詳しく知っておきましょう。

京都府の土地価格と売却相場

SUUMOの土地価格相場情報ページによると、人気の左京区では坪単価平均が約101万円となっているのに対し、伏見区は約60.7万円となっていて、大きな開きがあります。京都府全体で見ると土地価格の差は非常に大きいため、お持ちの不動産を売却したいと考えているなら、まずは大まかな土地価格をチェックしてみましょう。

京都府の土地価格の概況としては、2013年からの低金利政策により年々上昇傾向にある、といえます。新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、商業地帯を中心に以前より土地価格は上昇し続けています。

将来的に不動産売却を考えている場合は、低金利政策が終了した後のことも踏まえて対策を考えましょう。金利が高くなると不動産取引の土地価格や坪単価、売却相場は大きく変化していくので、金利や経済政策には常にアンテナを張っておかなければなりません。

京都府の年間不動産取引件数

京都府の年間不動産取引件数は、2020年に発生した新型コロナウイルス感染症の影響で減少傾向にありました。一次はコロナウイルスが収束しはじめ取引件数が上昇しましたが、第2波以降の影響で現在は取引件数が減少しています。

また、新しい変異株も出ているためなかなか不動産投資やその他取引に手が出せない人が多いのが現状です。大切なのはこれから年間不動産取引量がどう変化していくかです。未来は誰にもわかりませんが、自分がとるべき行動を考えている人のほうが有利に取引を進められるでしょう。

京都府のマンションや一戸建ての売却状況

京都府のマンション売却価格は年々穏やかな上昇傾向にあります。逆に一戸建ての場合は、2020年度が最低の売却価格を記録しています。マンションが最も高く売れている地域は京都市で49万円/m²で、一戸建ては京田辺市で3,517万円/件となっています。

現在は低金利政策の影響で売却価格が上がっています。しかし、金利はもう下がらない水準まで達しているのでマンション売却を考えている人は早めに決断する必要があるでしょう。

マンション売却を考えている人は焦らずに信頼できる不動産会社に売却依頼をするようにしましょう。少しでも高く売ることができれば次の購入物件にかかる負担が軽減されます。


・低金利政策の影響で土地価格は上昇している
・新型コロナウイルス感染症により取引量は安定していない
・低金利がいつまでも続くわけではないため常にリサーチが必要

京都市内の売却注目エリア

京都市内で不動産売却を行おうと思ったときにはどこのエリアがよいのか悩む方も多いと思います。京都は年間5680万人以上の人が観光に訪れ、外国人の宿泊者数も316万人と世界的な観光都市となっており、知名度は抜群です。

そこで中でも京都市内での不動産売却に注目のエリアを見ていきます。ここでは、「京都市」、「京都市 左京区」、「京都市 北区」についてのエリア情報を紹介していきます。

京都市

京都市は、大学生が多く、古書店や新刊書店などが多数あり、伝統と新しい文化が入り混じったエリアだといえます。また音楽の街でもあるため、さまざまなジャンルの老舗ライブハウスが数多く立ち並んでいます。

ほかにも公園やお寺などで毎月のようにフリーマーケットや骨董市も開催され、アーティストたちの市としても注目を集めています。また国宝や重要文化財に指定されている仏像や絵画なども多いため、現代アートなどなども楽しめます。

ほかにも四季折々の自然や行事を楽しむことができるのも特徴のひとつです。春であれば昼間も夜も楽しめる桜の名所や夏は川風を感じながら京の夏を楽しめること、秋は紅葉のライトアップ、冬は年末年始の行事や日本のお正月らしさを満喫できます。

京都市 左京区

京都市の左京区は、学生街としての側面を持っており、外国人留学生も多く見られます。銀閣寺などの歴史的価値の高い建造物も多く、観光エリアとしても人気です。

中心地は近代的な街並みとなっていますが、郊外はほどよく自然も残っています。交通アクセスに関しては、市営地下鉄烏丸線や京阪鴨東線などの電車が運行しているため、ほかの京都エリアへもアクセス抜群です。

また子どもを持つ世代に人気なエリアでもあるため、行政や自治体による子育て世帯への支援も充実しています。治安もそれほど悪くないため、住みやすいエリアのひとつだといえます。

京都市左京区で不動産売却でおすすめの不動産会社3選

京都市 北区

京都市の北区は、京都市を構成する11区のなかのひとつであり、京都市の経済、教育の中心地となっています。区内には金閣寺や大徳寺など歴史的な建造物や寺社も多く、歴史ロマンを感じられるエリアのため、観光客も多く訪れています。

住宅地の多い平野部と自然豊かな山間部に分かれており、多くの教育機関も存在しています。大学や小中学校も多いため、子育てにも便利でしょう。

また京都駅からバスを利用できることや、京都市営地下鉄烏丸線や京福電鉄北野線などの鉄道も充実しているため、利便性も高いエリアとなっています。そのため、京都市の北区は、歴史や自然、暮らしが上手に融合した生活しやすい街だといえます。

京都市北区で不動産売却でおすすめの不動産会社3選

・京都市は、伝統と新しい文化が入り混じったエリアでアートも楽しめる
・京都市左京区は、観光地としてだけではなく子育て世帯にも人気のエリア
・京都市北区は、都市の経済、教育の中心地

不動産売却の方法について【買取・仲介の違い】


不動産売却の方法について【買取・仲介の違い】
不動産売却の方法には、おもに買取と仲介があります。それぞれ売却方法が大きく異なるため、内容の違いに注意しましょう。

仲介

仲介での売却は不動産会社を通して買い手を募る方法です。仲介会社が買い取ってくれるわけではなく、個人の購入者を探す必要があります。

しかし具体的な売却方法としては、仲介会社が広告媒体などを使用して探してくれるため、さほど手間はかかりません。より高い金額で売却したい人、広く募集をかけてよりよい条件で売却したい人におすすめです。

不動産買取

買取での売却は買主が不動産会社となるため、一から不動産物件購入者を探す必要がありません。仲介会社を通して不動産会社と売却の相談をしていきます。スピーディな買取が可能なため、早く売却したい人、売却にあまり時間が取れない人に向いています。また、お住まいの間に地域に向けて「売り出し中」といったPRもしないため、周囲に売却を知られたくない人にもおすすめできます。

買取と仲介の違い

不動産買取・仲介には違いがあります。買取の場合は買主が不動産会社となるため、早く売りたい方におすすめです。しかし、不動産会社は物件を買い取った後、販売しなければ利益を上げられません。

そのときの価格が相場以上であれば売れにくくなってしまうため、売却価格は相場より安くなってしまう傾向にあります。ただし物件の立地や築年数、不動産会社の取り扱いジャンルなど、各種条件によっては、仲介と同等の価格で売却できることもあります。

一方仲介では、広告を出して一般客から買い手を募る期間が必要です。買い手が見つかった後にも、契約の条件をすり合わせるやりとりが必要となるため、手続きにかかる時間が長い傾向にあります。

また価格については広い範囲で買い手を募集するため、相場価格で売却できる可能性が高いでしょう。売却までの期間を優先するか、相場どおりの価格で売ることを優先するか、仲介と買取のメリット・デメリットを照らし合わせて検討しましょう。

一括査定サイトとは

一括査定サイトとは、一度の申し込みで複数社に査定依頼が出せる「不動産一括査定」ができるサイトのことです。メリットとしては複数の査定結果を比較できる、査定申し込みが気軽に行えることなどがあります。

しかし、査定サイトを使用しても査定結果が少ない、査定に関するしつこい電話が多いといった声も多く、大まかな査定結果しかわからないこともあるため、あまりおすすめできません。また、一括査定サイトと提携していない不動産会社には査定依頼できないため、お住まいの地域によっては「希望の不動産会社での査定ができない」「地域に対応している不動産会社がない」といった問題が起こることもあります。

お持ちの物件がどれくらいの価格で売れるのか、詳しい査定を希望する場合に方は、不動産会社に直接査定依頼をしましょう。数多くの物件に触れてきている不動産会社に依頼することで、より正確な査定額を知ることができます。

地域密着型の不動産会社がおすすめ

売却物件の近くにある不動産会社であれば、その地域の不動産情報に関してよく把握しているため、最適な売りどきやPR方法など有益な情報を共有してくれる場合もあります。地域に合った情報を活用することで、物件の魅力を引き出し、購入を検討している人に寄り添った提案が可能です。

選ぶ基準としては、不動産売却の実績が豊富かどうか、対応の速度、売主を優先して考えてくれるかなどを見ることが大切です。また、アフターフォローがしっかりしている不動産会社であれば、その後の営業電話などはさほどしつこくない傾向にあります。気になる不動産会社があれば評判や口コミなどを調べると良いでしょう。


・自分に合った売却方法を選択し、信頼できる仲介業者に依頼する
・一括査定サイトはメリットもあるがデメリットもある
・不動産売却に困ったら地域密着型の不動産会社に相談するのがおすすめ

見積もりを依頼した不動産会社の数は? WEBアンケートで調査!

ここでは、「不動産の売却にあたり、見積もりを依頼した不動産会社の数は?」というWEBアンケートの結果を紹介します。不動産売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

第1位は、1社で46%の方が選んでいます。不動産会社によっては、現地訪問査定などで、丁寧に見積もりを行ってくれるため、1社のみの見積もりでも満足のいく結果の提示があることが多いのかもしれません。

第2位は、2社で26%です。1社のみではなく、2社依頼することで比較や検討が可能になります。2社くらいであれば、あまり手間や時間もかからないため、選ぶ方が多いようです。

第3位は、3社と4社が同率で、14%の方が選んでいます。不動産売却業者は、それぞれ異なる特徴を持つため、3社以上に見積もりを依頼すればしっかり比較をすることが出来そうですね。

アンケート結果は以上となります。半数以上の方が、1社のみの見積もりではなく2社以上、見積もりの相談をしていることが分かります。より良い売却結果を求めるのであれば、1社のみの見積もりではなく、複数社に見積もりを依頼し、比較や検討をするのがおすすめです。

不動産の売却を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

不動産売却にかかる諸費用をチェック!


不動産売却にかかる諸費用をチェック!
ここで、不動産売却にはどんな費用がかかるのかを確認しておきましょう。

仲介手数料

仲介手数料とは、依頼した不動産会社が販売活動の末、無事に物件が売れた場合に発生する報酬のことを指します。仲介手数料は消費者に不利益が生じないように法律で定められており、売買価格に応じて決められています。

売却価格が400万円を超える場合は(売却価格×3%+6万円)+消費税10%で計算できます。簡単に計算できるため、事前に仲介手数料がどのくらいか把握しておきましょう。また仲介手数料は、手付解除や違約解除になると売買が成立していなくても手数料を払わなくてはならないため注意しましょう。

抵当権抹消費用

抵当権抹消費用とは、ローンを完済した際に発生する抵当権抹消にかかる費用のことです。抵当権は住宅ローンを組む際に、金融機関が不動産を担保として設定する権利です。抵当権付きの物件は、住宅ローンを完済しないと勝手に売却できないため注意が必要です。

抵当権抹消には登録免許税のほか司法書士に支払う報酬を含んだ費用となり、約2~3万円程度かかります。個人で抵当権抹消を行うこともできますが、重要な手続きであるため司法書士へ依頼するほうが安心です。

各種税金

不動産売却をすると譲渡所得税や住民税、印紙税がかかります。譲渡所得とは建物などの不動産を売って得た利益のことで取得費と譲渡費用を差し引いて求められます。また物件の所有期間によっては「短期」と「長期」に分けられ、税率が変化するため注意しましょう。

印紙税とは売買契約書に貼る印紙のことで、指定された印紙を貼って消印することで納税となります。不動産物件の売買価格によって納める金額は変わり、1,000円~6万円となっています。印紙税を納めなかった場合、3倍の過怠税が課されてしまうので必ず納めてください。

引越し費用

不動産物件を売却する際は当然ですが引っ越しが必要になります。引っ越し費用がかかることも考えておきましょう。

引っ越しの際はいらない物は捨てたり、リサイクルショップなどに売ったりして、引っ越しにかかる費用を抑えることを意識しましょう。また不動産の売却に向けて、物件状態によってはハウスクリーニングが必要な場合があります。

ハウスクリーニングは居住中か空室かで料金が異なり、空室のほうがコストは安いのでおすすめです。なるべくキレイな状態にしておくことで、買い手が増えることもあります。引っ越しの際は家具の移動で内装に傷をつけないように気を付けましょう。


・売却にかかる諸費用は明確にして、事前に準備しておくと楽になる
・どの程度費用がかかるのか見積もりをしておくと良い
・抵当権抹消は司法書士に依頼すると安心

京都府の不動産売却相場

京都府での不動産売却相場はどれくらいなのでしょうか。上記でも少し触れましたが、ここでは京都市を中心に地域別、不動産別にいくつかピックアップして紹介していきます。

【マンション】
・京都市北区…2,765万円
・京都市上京区…2,690万円
・京都市左京区…3,280 万円
・京都市中京区…4,000万円
・京都市東山区…3,440 万円
・京都市伏見区…1,799 万円
・京都市山科区…1,488 万円
・宇治市…1,880 万円
・亀岡市…1,964 万円
・城陽市…2,449 万円
・向日市…3,490 万円
・長岡京市…1,880 万円

【一戸建て】
・京都市北区…2,680万円
・京都市上京区…2,980万円
・京都市左京区…2,980 万円
・京都市中京区…3,030万円
・京都市東山区…2,980 万円
・京都市伏見区…1,690 万円
・京都市山科区…1,280 万円
・宇治市…2,080 万円
・亀岡市…1,380 万円
・城陽市…1,480 万円
・向日市…2,199 万円
・長岡京市…2,645万円

京都府では、同じ京都市でもエリアによって不動産売却相場は2,000万円以上異なり、京都市以外の地域では2,000万円から2,500万円前後が相場である傾向にあります。よかったら参考にしてみてください。

不動産売却の流れ


不動産売却の流れ
ここでは、不動産売却の流れを見ていきます。事前に流れを把握しておくことで、売却時はスムーズに行動できるようになるでしょう。

STEP1:情報収集

不動産売却をする際、まず行うべきことは情報収集です。エリアや時期によって不動産の価格は変わってくるため、周辺の相場を調べる必要があります。

情報収集するときは近隣で売りに出されている不動産情報をおもに収集し、売却したい不動産に近い条件のものを参考にするとよいでしょう。不動産サイトで情報を収集すると効率がよく、多くの物件を検索できるのでおすすめです。

STEP2:売却相談と査定

情報収集を行った後は、不動産会社に売却の相談と物件の査定を依頼します。まずは買い手の募集と売却の手続きをするために不動産会社に訪れたら、希望の金額や売却の期限などを担当者に相談しましょう。

また、その一方で売却したい不動産の査定が行われます。査定には実際の物件を見ずに査定額を算出する「机上査定」と現地まで赴いて査定額を算出する「訪問査定」の2種類があります。

どちらでも問題ありませんが、不動産会社ごとに査定額は異なるため、複数の会社に査定してもらい信頼できるところに依頼するとよいです。

STEP3:媒介契約

信頼できる不動産会社が見つかったら、その不動産会社と媒介契約を結びます。この媒介契約は、次に行う売却活動の方針や売却が成立したときの不動産会社が受け取る報酬額を決めるものです。

自身の状況や売却する理由に応じて「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」3つある媒介契約の中から1つを選択することになります。そしてこのときに、把握している不動産の雨漏りの有無や周辺の騒音などの状況を報告書にまとめて記します。

STEP4:売却活動

媒介契約を結んだ後は、不動産会社が買い手を募集するための広告を掲載してくれます。そのため基本的に自ら活動する必要はありません。

しかしながら、売却した不動産の情報が開示されることになるので、購入を検討している人が内覧を希望した場合、売り主は立ち会う必要があります。いつ買い手が来ることになってもいいように、建物内と外はキレイにしておくとよいでしょう。

STEP5:売買契約と引き渡し

購入希望者が現れると、購入申込書を不動産会社の担当者から受け取ることになります。そして購入申込書に記載されている購入希望者の条件と売り主の希望条件を調整し、双方が合意すると売買契約の成立です。

そして売買契約後は、決済をして引き渡しとなります。もし売却する不動産に住宅ローンの残債がある場合は、抵当権の抹消手続きも必要です。

STEP6:確定申告

不動産を売却した後、最後は翌年に確定申告を行います。確定申告の期間は、毎年2月中旬から3月中旬です。確定申告では一定条件を満たしていると、納税額を減額できる特例制度があるため、必ず行うようにしましょう。

不動産売却で利益が得られず損失を出してしまっても、繰越控除になる場合があります。


・売却したい不動産と条件の近い物件の価格を参考にしよう
・不動産会社によって査定額は異なる
・売却活動中は内覧に対応できるようにしておこう

不動産売却時に必要な書類は?


次に、不動産を売却する際に用意しなければならない書類をチェックしていきましょう。

登記済証または登記識別情報

登記識別情報は、該当する不動産の登記名義人が本人であることを証明するものです。不動産の権利登記が完了したら、アラビア数字や符号を組み合わせた12桁の文字列が本人のみに通知されます。公的な情報となっているので、第三者にバレないように保管することが大切です。

2005年に不動産登記法改正が行われる前までは、登記済証という書類名で管理されていました。しかし、法改正によって登記識別情報に変更され、オンラインでも申請ができるようになりました。

また登記識別情報は、書類またはオンラインで通知されます。書面で通知される場合は、登記識別情報のほかに、登録した名義人の情報や不動産番号、登録の目的などの情報が記載されており、この書類を登記識別情報通知書と呼びます。

1人の名義人で土地と物件を登記すると、2つの文字列が通知されるので把握しておきましょう。土地と物件でそれぞれ別々の方が登記している場合は、それぞれに文字列が通知されます。土地と物件を同時に売却するときは、2つの登記識別情報が必要となるでしょう。

ただし、登記完了証と書類を間違えないように注意しましょう。登記完了証とは、登記情報が記載されたものではなく、手続きが済んだことを証明するものです。不動産の権利者を証明する際、効力がないので把握しておきましょう。

本人確認書類

不動産売却時に必要な本人確認書類は、登記識別情報に記載されている名義人と一致しているかを確認するために必要です。契約の場にいるのが本人であることを証明するために、顔写真がついた本人確認書類を用意しましょう。

たとえば、運転免許証やマイナンバーカード、パスポート、住基カードなどが望ましいです。もし顔写真付きの公的証明書がなければ、健康保険証や郵便物の住所などの複数の書類を用意しなければいけない可能性があります。

間取り図

物件を建築したり購入したりしたとき、間取り図や間取りが記載されたパンフレットなどを渡されてはいませんか? 間取り図は、不動産売却後に不動産会社のチラシや公式サイトなどに掲載するときに必要です。

間取り図があれば、どのような物件であるかを正確に説明しやすく、適正な売却を決める際にも欠かせません。間取り図がなければ売却できないわけではないですが、買主とのトラブルを未然に防げる可能性があります。

また、間取りが明確になっていると、売却がスムーズに進められるでしょう。たとえば、部屋数や生活動線などを重視している顧客にとっては、間取り図で条件を満たしているかオンラインで確認できるので、成約につながりやすいといえます。

確認申請書、確認済証、検査済証

確認申請書とは、売却する物件を新築したときに手続きを行ったことを証明するものです。確認済証は、新築後に提出した確認申請が通過したときにもらう書類です。また検査済証とは、竣工のときに検査を通過したことを証明します。

不動産を売却して買主が見つかれば、物件を引き渡すときに買主に渡す必要があります。書類の有無は、重要事項説明書にも記載されるので把握しておきましょう。ただし、マンションを売却するときは、これらの書類が必要ありません。

耐震診断報告書、アスベスト使用調査報告書

耐震診断報告書は、耐震診断の結果が記載されている書類です。耐震診断は設計者または診断者が行い、耐震基準を満たしていることを証明するものでもあります。

アスベスト使用調査報告書は、アスベストが含まれた建材が使用されているかが記載された書類です。調査の義務はありませんが、調査結果が存在している場合は重要事項として説明しなければいけない決まりとなっています。

耐震診断報告書やアスベスト使用調査報告書は旧耐震基準で建築された物件や、築年数が古い物件を売却するときにあったほうがよいでしょう。耐震に関しては1981年以前、アスベストの使用の有無に関しては1975年以前に建てられた物件は、調査しておくことがおすすめです。

土地の確定測量図

土地の確定測量図とは、物件に隣接する土地や道路との境界を正確に証明する書類です。特に、土地や土地を含めた物件を売却するときに必要で、新たに建築することが可能か、私有地として利用できる範囲がどこまでかなどを明確にする際に使用されます。

確定測量図を手に入れるには、本人だけではなく、隣接している物件の住人や所有者の立ち合いのもと、確定測量を行う必要があります。土地と土地との境界を正確に測るだけではなく、境界を確定させる際にも欠かせません。

また土地の確定測量図は、売却するときのほか、相続で土地を平等に分けるときや、相続税を土地や物件で支払うときなどにも必要です。あやふやになっている境界部分があったり、測量したのが数十年以上前だったりする場合は、再度測量してみることがおすすめです。

特に、測量してから相当の年月が経っている場合は、柵やフェンスなどを新たに設けたことで、土地の境界線が変わってしまうという事態が考えられます。以前と測量の技術が異なる場合もあるので、現在の技術で正確な境界を測量することが重要です。

付帯設備表および告知書

付帯設備表とは、引き渡す物件についている設備の状態を表す書類です。具体的には、インターフォンや浴室乾燥、エアコン、温水洗浄便座などが設けられているか、それらの設備に不具合がないかなどが記載されています。

付帯設備表および告知書は、基本的に不動産会社が用意するものですが、記載は売主が行う必要があります。設備の有無だけではなく、買主に引き渡すものと売主が撤去するものを正確に区別するためです。

付帯設備表を作成するとき、キッチンや浴室などの水回り、リビングやそのほかの部屋などの居住空間、玄関や窓などの3つに分けられていることが多いです。設備がリスト化されており、それぞれに有・無・撤去のいずれかを記入していく流れとなっています。

有は、該当する設備がついていることを示すとともに、買主に引き渡す意味合いがあります。無は該当する設備が搭載されておらず、撤去は搭載されているものの売主が撤去し買主に引き渡しません。

有と記載した設備は、故障や不具合などがあれば、備考欄に追記しておく必要があります。設備を使用するうえで注意すべきことがある場合や、使い方でコツがいる場合も、備考欄に書いて買主に伝えておくことが大切です。

実印・印鑑証明書

実印や印鑑証明書は、売買契約書を交わすときに必要です。実印は各市区町村の役所で登録したものを用意する必要があり、普段使っている認印や銀行印などとは区別しておくとよいでしょう。

認印でもよいとされる場合がありますが、実印を使用することで売主の信頼性を高める効果が期待できます。不動産の売却のほか、さまざまな場面で実印を使用する可能性があります。

印鑑証明書は、手元にある印鑑が実印であることを証明する書類です。不動産を売却するときは、さまざまな書類に実印を押さなければいけないので、実印と印鑑証明書のセットを事前に用意しておくとスムーズに手続きを進められます。

実印をすでに持っている方は、各市区町村の役所に実印を持っていき、手続きをすれば簡単に印鑑証明書を発行することができます。実印を持っていない方でも、実印を登録したその日に印鑑証明書を発行してもらうことも可能です。

場合によっては、マイナンバーカードを使ってコンビニで印鑑証明書を発行できる可能性があります。その場合、役所で発行するよりも料金を抑えられるメリットがあるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

ただし印鑑証明書を用意するとき、発行してから3か月以内の者でなくてはいけないケースがあります。不動産売却を検討してからすぐに手続きを進める場合は事前に発行しても問題ありませんが、じっくり考えたい方は手続きを行うことが決まったときに発行するとよいでしょう。

また、実印を登録してから苗字が変わるなどの変更点があると、実印が自動的に削除されてしまうケースがあります。削除されれば役所から通知されることがほとんどですが、知らなかったという方は実印の登録状況を1度確認してみるとよいでしょう。

家の売却時に査定額をUPさせるコツ


家の売却時に査定額をUPさせるコツ
家を売却する際に、査定額をアップさせるにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは、築年数や外装、内装の状態など家の売却額にかかわる項目について、それぞれアップさせるコツについてお話しします。

築年数

家の査定をするときには、必ず築年数をチェックします。築年数が古い物件ほど査定額は低くなり、築10年で売却価格は新築の半分ほど、築20年の物件は売却価格が新築の1割ほどになってしまいます。

築20年を超えると家の価値は急激に下がってしまうため、築20年が不動産売買の中では大きなポイントとなるのです。そのため、売却するのであれば築年数が浅いうちに決断したいところ。1年タイミングが違うだけでも、査定額は大幅に変わるでしょう。また、築30年を超えている場合は土地のみの価格で取引されることが多くなります。

外装や内装の状態

家の内装・外装も、査定額にかかわるポイントです。部屋のキレイさはもちろん、間取りや家具の配置のしやすさ、暮らしやすさなども、査定額を左右する要因となります。

たとえば、壁紙やフローリングの劣化状況も査定時によく見られます。壁紙やフローリングに大きな傷がないか、事前に確認しておきましょう。

査定が入る前には家の中をキレイに掃除し、修繕できるところはしておくことをおすすめします。家の外装に関しては、屋根や外壁の塗装状況、家の一部が破損していないかなど、細かく査定されます。

不動産会社によっては家の傾きも確認事項に入り、建物が傾いている場合にはドアや窓の開閉に大きく影響しますし、住む人の健康に影響を及ぼす恐れもあり、傾きがひどい場合は売却できないこともあります。

土地

土地の面積、日当たりや景色の眺め、接している道路との関係などを細かく見ていきます。とくに土地の面積や日当たりは重要視される傾向にあり、広くて使いやすい形をしている土地や日当たりの良い南向きの部屋は高額査定されやすいです。

土地は建築基準法に基づいて判断されることが一般的で、道路(幅4m以上)に敷地の接点が2m以上あるかどうかなど数値を用いて決められています。車が十分に入れる幅が4mのため、4m以下の物件となると高額査定は難しいでしょう。

周辺環境

商業施設や病院、学校などから近いと、生活利便性の面で高評価のため査定額は高くなります。目安としては施設から徒歩10分圏内かどうかが重要になります。周辺環境として次に注目されるのが出勤や通学が容易に行えるかどうかです。

駅やバス停が近いなど、交通の利便性が高ければ、査定額が高くなる傾向にあります。物件周辺の地域が栄えているかは重要な点です。

設備

買主がリフォームを行う場合ではない限り設備の面も査定されます。よく見られる箇所は水回りや冷暖房の設備、太陽光パネルなどです。

キッチンやトイレ、お風呂場、洗面所などの設備のキレイさは査定額に大きく響きます。また設置されている冷暖房が新しいものほど査定額は上がるでしょう。

設備が多く、整っていると物件の立地が悪い場合でも良い評価を得られることが期待できます。売却を考えている場合には事前にある程度掃除をするなどして、あらかじめキレイに保っておくと売却時に有利になりやすいです。


・査定時に見る箇所は多いため、事前に状態について見ておく必要がある
・築年数や内装、外装は査定額に大きく影響するため傷などがないか確認しよう
・内装や設備を整えることも査定にプラスになる

不動産売却に強い京都府の不動産会社の選び方


不動産売却に強い京都府の不動産会社の選び方
京都で不動産売却をするとき、どんな不動産会社を選んだらよいのでしょうか。

地域密着型の不動産会社

地域密着型の不動産会社の最大の特徴として担当エリアのことを熟知していることです。物件を売却する際は、買主により多くの情報を知ってもらうことで購入の可能性が高まります。ほかの物件にはない魅力を買い手に伝えられる不動産会社を選びましょう。地域密着型の不動産会社の場合は、物件の周辺環境など一般的には知られていない情報を持っていることもあります。

確かな実績があるか

地域密着型の不動産会社を選ぶ際の基準としては、売却実績が豊富なことが挙げられます。具体的には売却する不動産物件のエリアで売却実績を持っているか、売却物件と同じような物件を売却したことがあるかなどです。直近において信頼できる売却実績を持っていれば安心できますね。

提案力に優れているか

不動産を売却する際において、不動産会社の提案力は売却スピードや売却額に影響します。顧客に対し親身になって、よりよいPR方法や売却時期を提案してくれる不動産会社であれば、満足のいく不動産売却ができるでしょう。不動産会社に任せきりにするのは良くありませんが、ある程度専門家としての視点をもって売却をリードしてくれて、有益なアドバイスをしてくれるところを選びましょう。

スタッフ対応は丁寧か

地域密着型の不動産会社を選ぶ際には、スタッフの対応も重要なポイントです。丁寧に対応してくれるかはもちろんですが、取引をスムーズに進められるか、段取りは悪くないかなどをチェックしましょう。

また、スタッフと会話していてストレスがないか、売主のことを考えて売買進行をしてくれているかも見るようにしましょう。

対応スピードは迅速か

顧客のことを第一に考えている不動産会社であれば、問い合わせや要望などに対して迅速に対処してくれます。依頼前でいえば、査定を依頼したときの対応やスピードが判断基準となるでしょう。

机上査定(簡易査定)であれば数時間から1日程度で結果が出ることがほとんどです。それ以上に日数がかかる場合、不動産会社の対応が遅いという判断になります。査定の対応が遅いと、その先の業務も満足がいかない可能性が高いため、注意しましょう。

アフターフォローは万全か

アフターフォローも判断基準になります。アフターフォローに関しては口コミや評判を調べることで、不動産会社の実態が見えることがあります。

不動産会社に問い合わせを行ったり、査定を依頼したりした場合折り返し連絡が来ることがほとんどですが、常識的な範囲を超えて電話をしてくるところには注意してください。優良な不動産会社の場合は売主に過度な連絡は取りません。しつこい営業電話が来ない不動産会社がおすすめです。


・物件のある地域のことを熟知している不動産会社が良い
・多くの実績を持っているスタッフが所属している不動産がおすすめ
・対応のスピードやアフターフォローも考慮する

納得のいく不動産売却をするなら、地域密着型の不動産会社がおすすめ!


京都府に限らず、様々な影響で不動産の取引価格は変化しています。不動産売却を考えている人は、物件があるエリアとその地域に詳しい不動産会社を選択することをおすすめします。

また、不動産会社の実績や対応力など今回ご紹介した判断基準を参考にして、自分が信頼できる不動産会社に売却依頼を頼むとトラブルが起きることなくスムーズに取引することができるでしょう。

不動産売却に関するよくある質問


以下のような売却予定の不動産について詳細がわかるものを用意しておくとスムーズに相談ができるでしょう。

・登記済証(権利証)、または登記識別情報
・土地の測量図面や建物の図面 など


相談してから引き渡しまで、1ヶ月~6ヶ月くらいの期間が一般的です。
また売買成立後、購入者のローン審査などでプラス1ヶ月ほどかかることもあります。


不動産会社の査定価格をもとに売り主が決めることが一般的です。
必ず査定価格で売らなければならないわけではないため、不安な場合は不動産会社に相談してみましょう。


相談から売却までのスピードを短縮したい場合、価格設定を低くすることで早期売却に繋がることが多いです。
また不動産業者に買取を依頼することで最短で確実に売却することが可能ですが、相場の7~8割になることが考えられます。


ほとんどの業者で可能です。
広告を利用せず、不動産業者のネットワークを通じた売却をお手伝いしてくれます。

管理人情報

管理人情報の画像

はじめまして。こちらのサイトをご覧になっているということは、不動産売却業者をお探しされていることでしょう。

私は30代の男性で会社員をしています。京都市で不動産売却を検討していても、実際にはどのような業者がよいのか悩まれる方も多いと思います。

また不動産売却といっても、不動産会社をとおして買い手を探すのか、それとも不動産会社に不動産を買取してもらうのかによっても売却価格が異なってきます。しかし、どちらにしても不動産売却をするのであれば、より高い価格で売却したいですよね。

そこで、私の今までの経験や集めた情報を当ブログでは共有していきたく思っています。おすすめの不動産売却業者の紹介だけではなく、不動産売却にかかる諸費用や京都府の不動産売却相場、不動産売却のタイミングや流れなどを紹介しています。

こちらのサイトに訪れた皆様のお役に立てれば幸いです。

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