【2023年度版】京都市のマンション売却相場は?

公開日:2023/08/15


京都は、東京に移行するまでの1,000年に渡り首都として栄えていた街であり、金閣寺や清水寺など歴史的な建造物も多く、国内外からたくさんの人々が訪れている世界的な観光地です。大手企業の本社も多く、経済的にも主要な都市で、大学も数多くある学生の街としても人気ですが、マンション売却にはどれくらいの売却相場なのかみていきましょう。

京都府のマンション売却相場は?

かつての首都として、数多くの伝統的建造物もあり、観光地として世界的にも有名な街の1つに京都があります。全国的にみても大学が集中しており、多くの学生がいることに加えて、四季折々の自然が楽しめることもあり、観光や学業以外にも、たくさんの人が訪れるエリアです。

人が多く集まることから、交通面や買い物、飲食などで利便性も高いために、住みたいという人も多く、マンション需要が高いエリアといえます。観光地としても、多くの観光客が国内外から訪れていたこともあり、ホテル需要も高く、宿泊施設の建設ラッシュが続き、マンション用地が取得できずに、新たにマンションを建設することが難しい状態が続いていました。

しかし、コロナの影響によって外国客が激減し、観光産業が打撃を受けて、再びマンション建設が増えている状況となっています。また、歴史的建造物が多く、高層建物に対する建築制限が厳しいために、マンションは希少性が高いのが特徴です。50㎡前後の専有面積のマンション売却相場をみてみると、全国的には2019年からみても、約2,530万円から約2,990万円に伸びています。

京都府でみると、2019年には約2370万円だった価格が、2022年には2,540万円となっており、数年前から比べて売却相場があがっているものの、全国的にみると上がり幅は少ないといえるでしょう。ただし、同じ京都府内でも、エリアや築年数、間取り、専有面積などによっても相場は変わってくるので、あくまでも目安となります。

京都の人口とマンションの購入希望者の推移

それでは、京都の人口に対して、マンションの購入希望者は、どれくらいの割合で推移しているのでしょうか。

京都の人口

2022年10月現在で、京都市の世帯数73万9,344世帯、人口は144万8,964人となっています。約50年前の1975年と比べても、人口は約145万で、多少の増減はあるものの、144万~148万の間でほぼ横ばいの状態が続いています。しかし、世帯数は約48万から比べると50%増の数になっているため、多くの住居が増えたことが分かります。出生児数から死亡者数を引いた自然動態は、2004年まではプラスだったものの、2005年からはマイナスとなっており、最新では年間約8,000人のマイナスです。

また、転入数から転出数を引いた社会動態としては、ここ7,8年は、転入数が転出数を上回る転入超過が進んでいました。コロナの影響で転出超過になっていましたが、最近では再び転入者数が増えてきました。

マンションの推移

マンションの購入希望者の具体的な数字は発表されていないものの、マンションの供給数は年々増えています。とくに最近では営業制限などもあり、マンションの販売が低迷していたものの、ホテルなどの施設向けの土地需要も減り、マンション開発のための土地が取得しやすくなったことから、とくに新築マンションの販売数は増加しています。京都市のマンション売買の相場が、年々ゆるやかに上昇していることからも、マンションの需要もゆるやかに増えているといえるでしょう。

マンションの売却時にかかる費用もチェックしよう!

京都市では少しずつ売買価格が上がってきているため、売主にとっては朗報と言えますが、売却時にはいくつかの費用がかかるため、あらかじめ費用を考慮して考えておきましょう。

仲介手数料

マンションを売却する場合は、基本的には不動産会社に依頼しますが、その場合に成功報酬として支払うのが仲介手数料で、契約が成立した場合に支払います。ただし上限額は決まっており、売買価格が400万円を超える物件は、(売却額×3%)+6万円+消費税で計算できます。

印紙税

印紙税は、不動産売買で必ず必要な税金です。売買価格が大きいほど、印紙税も大きくなります。たとえば、1,000万円を超えて5,000万円以下の場合は30,000円となり、1億円を超えて5億円以下の場合は60,000円となります。

登記費用

不動産の売却時には、所有権移転登記が必要で、売主が負担するのは抵当権抹消登記の費用です。また、司法書士に支払う報酬も必要となってきます。

その他

上記以外にも、ハウスクリーニング費や廃棄物の処分費などが必要になったり、購入時よりも売却時の値段が上がった場合は、譲渡所得税もかかります。

マンション売却でよくあるお悩みポイント

京都での売却に限らず、マンション売却する場合に、よくある悩みとしていくつかあるので紹介します。

相談先

マンション売却時にできるだけ高く、早く売りたいと思っていても、何を基準でどこに相談していいのか分からないという人も多いでしょう。物件エリアに精通し、実績もありスピーディーな対応で親身になってくれるところがよいですが、そんなときには不動産会社の一括査定サイトを利用するのもひとつです。

適正価格が知りたい

所有しているマンションの、売却価格の適正価格がいくらなのか気になるところです。売却価格を知るには、複数の不動産会社に相談するとよいでしょう。

丁寧に対応してもらえること

どれだけ売却価格が高く提案されたとしても、実際に売れなければあまり意味がありません。どれだけ親身に対応してもらえるかがポイントとなってきます。対応力を見極めるには、いくつかの不動産を比較するとよいでしょう。

まとめ

今回は京都のマンション売却の相場について紹介しました。京都の人口は、約50年間、増減はあまりなく、ほぼ横ばいに推移しているものの、世帯数は増えているため、住居も増えているといえます。マンションに関しての需要も増えており、売却相場もあがっているため、検討するのにいい機会ですが、売却時に必要な費用もあるので、必ずチェックしてからライフプランをたてるようにしましょう。

【京都府】おすすめの不動産売却業者ランキング

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